さいたま市保育園連絡会

地元を知り尽くした『さいたま市の住宅メーカー』子育てファミリーの視点で〝新たな住宅提案プロジェクト〟をスタート
新型コロナウイルスの影響で“おうち時間” が増え、“家” を見直す動きが見られるようになりました。とくに建売住宅では、より住む人の目線に立ったものが増えています。
さいたま市を中心に不動産売買事業などを展開する株式会社リプロでは、子育てファミリー、とくにママ目線での「家づくり」プロジェクトを進めています。プロジェクトのメンバーは全員女性。子育てファミリーへの新たな住宅提案とはどんなものでしょうか。

働く子育てママの意見を集約した家づくり

 あそびは「体を動かすあそび」「道具を使うあそび」「作るあそび」と大きく3つに分けることができます。「だるまさんがころんだ」「カルタ・折り紙」「笹舟・葉っぱのお面」など、どれも昔からあるもので、保護者の皆さんも誰もが経験したあそびではないでしょうか。現代ではインターネットを用いてさまざまなあそびの情報を入手することができ、外出先でもスマホで動画が見られる時代です。そのなかで時代とともにあそびの環境が変わっていることも事実です。「情報が多すぎて何を選べばよいか迷う。家事をしたい時についついスマホを渡してしまう」など、さまざまな声を耳にします。日々の忙しい生活の中で子どもと一緒にあそぶ時間が取れないのも、仕方がないことかもしれません。伝承遊びやわらべ歌など、子どもたちに経験してほしいものはありますが、それを保護者の方が実践するとなると大変です。そこで、保育園という場所であそびの提供をすることが重要であり、私たち保育者に求められることなのです。

時間の有効活用や家族構成の変化にも対応

 「 玄関を入ってすぐに洗面所や浴室を設けています」
 これは帰宅後すぐに手洗い・うがいなどができるようにしたもの。コロナ禍を意識したものでもある一方、手洗いやうがいを子どもに習慣づける意味もあるといいます。また来客がリビングに入る前に手洗いをしてもらえる独立した洗面台を設けているものも。
 そして、家事時間の有効活用と時短のために、キッチンや洗面所、浴室などの水回りの集中化も実現しています。
「 料理をしながら洗濯機を回すなど、家事の同時進行が可能になります」
 またキッチン近くに子どもの勉強スペースを配置したり、キッチンを広めにすることで家族の家事参加も促せるようにしているそうです。働くママにとっては時間はとても貴重です。その点を考慮した作りになっているようです。
 一方、子どもの成長を見据えた工夫も。家族構成に合わせて数を変更できる可動式の部屋も設けています。 「 子どもの成長は早く、将来的に家を出てしまうこともあります。間仕切りを入れたり外したりして部屋数を変えられるようにしています」
〝家は一生の買い物〟と言われることがあります。慎重に考え、悔いのないようにしたいものですが、妥協も必要です。注文住宅ならばこだわることもできますが、予算との兼ね合いもあります。リプロが働く子育てママの意見を反映させた住宅の販売を始めたことは、購入を検討する人に新たな選択肢を提示したと言えます。

今後は在宅ワークやパパ目線を意識した家づくりも課題に

 「 ママ目線とはいえ、こだわりは十人十色。すべてを反映するのはやはり難しいですね」
と江戸さん。働く子育てママのマジョリティに近づけたものだと言えそうですが、まだまだブラッシュアップは必要だと江戸さんは考えています。今後もプロジェクトチームのメンバーと議論を重ね、より多くのママの目線に立った家を作っていきたいと江戸さんは話します。
「 在宅ワークを意識した家や、パパ目線に立ったものについても、今後は課題になるでしょう」
と江戸さん。
 大切なことはそこに暮らす人にとっての安心と暮らしやすさ。働く子育てママが過ごしやすく、動きやすい家は、家族時間が増えることにもつながります。
家族のあり方に、新たな理想像を生み出すことにもなるかもしれません。

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